もの物語への旅
この3年間、長い間気に掛かっていた古いものたちのルーツ、人との関わり合いを探る旅に出た。
世界はグローバル化し、同じようになりつつある中で、探し求めた物語はその国のアイデンティティを色濃くのこしていた。そして過去の歴史が、生活が、その国の人々の心の奥深くに、日々の生活の中に住みついていた。
ものの中に潜む物語は炙り出しの絵である。その炙り出す火は出合った人々だった。・・・・序文より
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新風舎 定価1400円+税 (B6 202頁)
古いものにひそむ
五つの物語の短編エッセイ集
私は流浪のティカップ
アフガニスタンの戦禍を潜り抜けた日本生まれのティカップ
主人公の小さなティカップがアフガンの戦渦とカップの半生を語ってくれます。
ペルシャ更紗の湯浴み布
チャドルの下で秘密の花園は姦しく、妖しげに咲いていた
イスファンに住むアリ・ゴディのお母さんが持っていた真っ赤なペルシャ更紗の思い出。ハンマーム(公衆浴場)の様子、インド更紗、更紗の手法も話してくれます。
ビルマの愛の象徴・キナラ、キナリ
永遠の愛を囁くキナラ・キナリ
ドキュメンタリ。手首に羽を持つ天女?のシルバーバックル。著者が仏教の前世澤としてのキナラ・キナリの物語を探してヤンゴンを走り回る様。
神からの贈り物・布の宝石を作った人々
チナールの樹を伐ってはいけない、その葉はカシミールの人の手なのだから
18世紀、19世紀にナポレオンを始め、世界の人々を魅了したカシミールショール。その歴史、技術、現代のカシミールの人たちのルポ
不毛の大地に咲く花・インドの布団
インドの大地の女神が、布団に、壁に、衣装缶に咲かせた花
カッチ湿地帯に住むカラフルな、パワフルないでたちの女たちは、たくましく生を謳歌している。
カブールの女たち 1995年 イラスト
著者が生まれてはじめて描いたイラスト!
え!私がイラストを???描けないよー
「誰でも絵は描ける」ハーだけど・・・・
とため息交じりで、描いた左のようなイラストが、20数枚挿入されています。描き始めて気付いたのですが、結構、長い旅のなかで出合った風景が映像の記憶として残っていた。年齢を重ねるという事はそれだけたくさんのモノや風景を見てきたという事。今の私の描く感覚が違っていた。子供の頃とは違っていた。加齢もいいことがあるのだ。新しい発見!?
主題がものですのでイラストはほとんど人です。織り人、型染めをする人、紡ぐ人、踊る人、水運びの少女など等・・・・・・・
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送料一冊390円です。商品をお求めの時購入していただければと思います。
書店は6月中旬、アマゾンコムでは7月には購入可能です。広島では紀伊国屋書店が取り扱っています。
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